道路や駐車場などのアスファルトにオイルをこぼしてしまうと焦りますよね。特に賃借している敷地内であれば、高額な清掃費を請求されてしまう可能性があるため、なおのことです。
この記事では、道路や駐車場などのアスファルトにオイルや各種油をこぼしてしまったときの処理方法をご紹介します。ぜひお試しください。
汚れ落としは、汚れと反対の性質をもつ洗浄剤で中和させることがポイントです。油は酸性ですからアルカリ系の洗剤が有効です。
まずは重曹を試してみましょう。重曹は、オイルのシミの部分にふりかけ、60℃以上の熱湯をかけて使用します。重曹がペースト状になるくらいに固まったら、たわしやデッキブラシでこすりましょう。
その後、5~6時間放置します。そうしたら、さらに60℃以上の熱湯をかけてこすりましょう。これで清掃は完了です。
台所用中性洗剤はご自宅にあると思いますが、こちらもオイルのシミの除去に使えます。なぜなら、台所用中性洗剤には油を浮かせて落とす働きがあるためです。洗浄力が高いわけではなく、1回ではなかなか落ちないため、繰り返し使いましょう。
台所用中性洗剤の使い方ですが、まずオイルのシミの箇所に直接かけます。そうしたら、水で濡らしたデッキブラシやたわしでこすり、水で流します。これをオイルのシミが落ちるまで繰り返せばOKです。
セスキ炭酸ソーダとは、重曹と炭酸ナトリウムで構成されたアルカリ剤のことです。洗浄剤の中でも環境にやさしいのが特徴です。
セスキ炭酸ソーダも、基本的には台所用中性洗剤と使い方は同じです。オイルのシミに直接かけて、水で濡らしたデッキブラシやたわしでこすり、水で流します。これをオイルのシミがとれるまで繰り返しましょう。
アルカリ性洗剤は、マジックリンなどのことで、こちらもご自宅にあるかと思います。アルカリ性洗剤も油汚れに効くため、アスファルトにこぼしてしまったオイルを落とせます。
アルカリ性洗剤も、台所用中性洗剤やセスキ炭酸ソーダと使い方は同様です。注意点としては、洗剤がアスファルトに残らないようにしっかりすすぐこと。なぜなら、洗剤がアスファルトに残っていると、新たなシミの原因となるためです。
ディグリーザーとは、自転車のチェーンなどのメンテナンスに使用する化学製品のことです。もしこれまでにご紹介してきた方法でオイルのシミが落ちなければ、ディグリーザーを試してみましょう。ディグリーザーは洗浄効果が強力なため、頑固なオイルのシミも落とせるかもしれません。
ディグリーザーの使い方は、まずオイルのシミに直接かけます。そうしたら、少し時間を置きます。その後、水で濡らしたデッキブラシやたわしでこすりましょう。
ディグリーザーは水性であるため、水で簡単に流れます。もしディグリーザーがたまたまご自宅にある場合は、最初から使ってみるといいでしょう。
上記の方法を試してもオイルのシミが落ちなかった場合は、それ以上無理に落とそうとするのをやめましょう。なぜなら、アスファルトに傷をつけてしまい、かえって状態を悪化させてしまう恐れがあるためです。
どうしても落ちない場合は、汚れを隠す方向でアプローチしましょう。例えば、細かい石や砂利をまいて目立たなくしたり、コンクリート用のペンキで上から塗装して隠したりすることが手段として挙げられます。
A重油、B重油、C重油以外でしたらほぼ洗浄が可能です。
エンジンオイルなら10倍希釈、ガソリンなら20倍希釈、灯油なら25倍希釈が大体の目安です。
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