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工場の床が油で汚れた場合の掃除方法とは?初期対応がポイント!

工場の床が汚れた場合の掃除方法

工場の床に油がこぼれた場合には、アルカリ性洗剤を使用した清掃方法が一般的です。しかし、洗剤を使っても油汚れが除去できない場合や洗剤の除去に手間がかかるといったお悩みを抱えていませんか。

この記事では、工場の床に油がこぼれた場合の掃除方法やこぼれた油を放置するリスクについてご紹介します。

また、アセンティ―関東は油処理材の専門業者として20年以上の実績豊富な油処理事例対応経験から、工場の床が油で汚れたときの掃除方法を的確にアドバイスします。

当社製品の「スノムワイド」は鉱物油や動物油、植物油といったさまざまな種類の油の掃除が可能であり、工場の床面も材質を問わず行うことが可能です。

送料無料全国に2日~5日以内にお届けしますので、お気軽にご相談ください。

 

1.【工場床の材質・タイプ別】油汚れの掃除方法

油汚れの掃除方法

工場の床の油汚れに対する一般的な掃除方法では以下の手順です。

【工場床の油汚れの一般的な掃除方法】

  1. ウエスなどで油を吸い取る
  2. 残った油に洗剤をかけて中和させるようにデッキブラシなどでこする
  3. モップなどを使ってキレイにふき取る

一方、工場の床の油汚れを適切に掃除するには、床の材質やタイプに合った方法で行うことが大切です。以下では、工場床の材質やタイプごとの汚れの掃除方法をご紹介します。

(1)工場の床材がモルタルやコンクリートの場合の油の清掃方法

モルタルやコンクリートは、水や汚れに強く耐久性に優れているため、工場の床として一般的に用いられています。

掃除方法は以下の通りです。

 

コンクリートやモルタルの成分はアルカリ性であるため、表面が損傷しにくいアルカリ性洗剤とは好相性です。一方でコンクリートやモルタルに酸性洗剤を使用すると傷んで耐久性が落ちてしまうため注意が必要です。

モルタル・コンクリート床の油汚れの掃除は、以下の動画も参考になります。

(2)工場の床を塗装している場合の油の清掃方法

工場の職種や作業エリアによっては、コンクリート床の表面を塗装していることがあります。

床塗装で主に使用される材質は主にウレタンやFRPであり、油掃除に最適な強アルカリ性洗剤を使用すると塗装が剥がれる場合があるため、製剤選びに注意が必要です。

 

ここでは、ウェットエリアとドライエリアに分けて掃除方法を解説します。

①ウェットエリアの床の場合
ウェットエリアの床の場合

ウエットエリアでは、水の上にごく少量の油がこぼれたのであれば水と一緒に側溝に流れていきます。

しかし水で濡れていない場所に油がこぼれた場合は、床材に影響しない洗剤を使ってから油を中和させてから水で洗い流しましょう。

②ドライエリアの床の場合
ドライエリアの床の場合

ドライタイプの工場の床に油汚れが生じた場合は、水が使用できません。

また、ドライタイプの床で油汚れが生じている場合には滑りやすく油分が残っていると転倒事故などの危険があります。そのため、必ず乾いた雑巾やモップなどで拭き取るようにしましょう。

油を床面に残さないことで、安全性の高い状態に仕上げられます。

以上が工場の床の油汚れに対する一般的な清掃方法です。

一般的な掃除方法では洗剤等を使用するため、個人差があるものの薬品アレルギー等のリスクや環境への負荷もあります。また、洗い流したり吹き上げるなど手間や労力もかかります。

一方、アセンティ―関東の「スノムワイド」なら、こぼれた油にふりかけ、なじませたらほうき等で回収するだけで非常に効率よく油処理が行えます。

スノムワイドを使用した、床にこぼれた油の清掃方法は以下の通りです。

 
スノムワイド(N)の使い方

スノムワイドは油の吸着力が強力な上、回収後は含有するバクテリアによって1か月程度で油が分解され、環境にも優しいことが特徴です。水は吸収せず油だけを吸収するため、濡れた床にも使用できます。

 

スノムワイドを使用した床にこぼれた油の清掃方法は、以下の動画もご覧ください。

 

また、油を分解するバクテリアについては、以下の記事でも紹介しています。

2.工場における床にこぼれた油を放置するリスクとは

工場における床にこぼれた油を放置するリスク

工場床の油汚れを放置した場合における、主なリスクを紹介します。

(1)労働災害のリスク

転倒リスク

床に油汚れがあると、作業員やフォークリフト、ハンドリフトなどの安全な動作に影響を与える可能性があります。

具体的には、次のようなリスクが考えられます。

転倒

作業員が滑って転倒する

接触事故

フォークリフトのタイヤが滑って、作業員と接触する

荷崩れ

運搬中に滑って、運搬中の荷物が崩れる

物損

ブレーキできず、壁や保管製品を損傷する

工場の床に油がこぼれていると、人の動きだけでなく、フォークリフトなどの停止コントロールにも影響が及ぶ可能性があります。これにより、建屋や保管製品の損傷、さらには積載中のトラックに損傷が生じるなど、予期しない事故につながる恐れがあります。

(2)損害賠償責任を負うリスク

損害賠償責任を負うリスク

床面の油汚れが原因で労働災害が発生し、作業員が負傷したり、工場視察などで来客者が転倒したりした場合、損害賠償を請求される可能性があります。

 

転倒事故は非常に多く、リスクも高いです。令和3年の人口動態調査(厚生労働省)によれば、65歳以上の方が転倒・転落・墜落事故で亡くなった件数は9,509件、そのうち平面上での転倒による死亡者数は8,085件で、全体の8割以上を占めています。 また、転倒事故が原因で介護が必要になるケースも珍しくありません。

 

よって、工場の床面が問題で転倒による健康被害が生じた場合には、メンテナンスに不備があるなどが問題になれば損害賠償責任を問われる恐れがあります。

(3)工場の業務効率にかかわるリスク

油汚れを放置すると、作業員や台車などが移動するたびに、油が床から水と一緒に飛び散る可能性があります。飛散した油は人や台車を介して広範囲に広がり、製造ライン機械設備、場合によっては製品に付着する恐れもあります。

 

製品に油が付着すると、素材によっては表面に汚れやシミができ、外観が悪くなる可能性があります。

油汚れが機械設備に付着すると、機械の動作不良や故障を引き起こす可能性もあり、結果として生産性が低下し、コストが増加するリスクもあります。

 

アセンティー関東スノムワイドは、油保持の試験において30分後でも油を95.5%を保持しており、市販のマットの36.6%と比較すると3倍の性能を発揮しています。

 

工場の床にこぼれた油を手軽にすばやく処理できます。

 

 

また、スノムは吸着した油を含有バクテリアにより分解できるため、産業廃棄物を処分する労力と負担も軽減できます。

3.大量の油が工場床を伝って屋外へ流出した場合のリスク

リスク

工場の床を伝って、大量の油が屋外へ流出した際のリスクを解説します。

(1)環境汚染のリスク

大量の油が床を伝って屋外へ流出すると環境汚染となり、経済や人への健康など広範囲への影響が考えられます。環境汚染となれば、地域産業や周辺住民への健康被害のリスクもあります。

 

また、屋外に流出した油を放置すると、酸化により自然発火する恐れ※1 があります。さらに油特有の臭気を発するため、不快感や体調不良が生じることもあります。

魚介類や野生生物への影響としては、奇形種の誕生や特定の種類が絶滅といった生態系への悪影響※2 が懸念されます。

※1 参考資料:油による自然発火に注意!! |東京くらしWEB
※2 参考資料:流出油が沿岸・沖合生態系に及ぼす中・長期的影響の解明(プロジェクト研究成果シリーズ381)|AgriKnowledge

以下の記事では、土壌汚染と油汚染の基準について解説しています。

(2)油水分離槽に悪影響を及ぼすリスク

油水分離槽に大量の油が流入すると処理機能が低下し、正常に工場排水を処理できなくなる場合があります。水質汚濁防止法によって、排水基準以下の濃度で排水することが義務付けられているためです※1。

 

もし油水分離槽から油が流出した場合は、速やかに応急処置を行い、都道府県知事に届け出る必要があります※2。

 

また水質基準を満たしていない状態で排水すると、水質汚濁防止法の抵触によって油の流出者に6ヵ月以下の懲役または50万円以下の罰則が課せられます※3。

 

コンプライアンス違反や環境への悪影響を防止するためには、油水分離槽に大量の油を流入させないことが大切です。

 

※1 参考資料:排水中の油分対策と事例|一般社団法人 浄化槽システム協会
※2 参考資料:1.水質汚濁防止法における事故時の措置|環境省
※3 参考資料:水質汚濁防止法関係資料 |環境省

 

4.まとめ

今回は、工場の床が油で汚れた場合の掃除の方法についてご紹介しました。

油汚れを洗剤を使って掃除する場合は、床や塗装の材質などを把握してから掃除する必要がありますが、アセンティ―関東が提供するスノムワイドなら、床や塗装の材質などの確認が不要で油と混ぜるだけで簡単に掃除することができます。

アセンティ―関東は、油処理材の専門業者として20年以上の実績と豊富な油処理事例対応経験から、工場の床の油汚れに関する的確なアドバイスを提供しています。工場の床の油汚れにお困りの際には、ぜひご相談ください。

製品名

内容

スノムワイド(N)

 荷姿:段ボール箱 内容量:10㎏(40リットル袋入り)

スノムワイド1000F

荷姿:段ボール箱 内容量:10㎏ (1㎏×10袋入り)

スノムワイド2500F

荷姿:段ボール箱 内容量:10㎏(2.5kg×4袋入り)

スノムワイド1000B

荷姿:PPバケツ 内容量:1㎏×6缶(6㎏)

スノムワイド2500B

  荷姿:PPバケツ 内容量:2.5kg×4箱(10㎏)

スノムワイド2500D

   荷姿:段ボール 内容量:2.5kg×4箱(10kg)

 

 

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